記事

グレーゾーン金利復活!?金利上限が29.2%に戻る?

グレーゾーン金利復活!?金利上限が29.2%に戻る?

2014年5月22日自民党は貸金業者への規制金利を弱める議論を開始しました。2010年にグレーゾーン金利を撤廃するために貸金業法が改正され、利息制限は10万円以下で20.0%、10万円以上で18.0%になり、それまでの29.2%から引き下げられたのです。

なぜ、今さら元に戻す必要があるの?

この貸金業法というのは、個人に対しての法律ではなく、法人への融資に対しても規制する法律になっています。経済の活性化を狙う自民党にとっては、金利を引き下げたことによって中小零細企業が貸金業者からお金を借りにくい環境ができてしまったことを払しょくしたいと考えているのです。

また、個人が借りるお金が増えれば当然市場に出回るお金も増えるため、インフレの効果も目論んでいると言えるでしょう。

制限金利が20.0%から29.2%に戻れば、当然審査基準も下がることになり、借りられる人が増えてます。中小零細企業であっても、審査に通りやすくなり短期の借入がしやすくなるというメリットがあるのです。

一方、制限金利の引き下げや総量規制などによって、多重債務者が減ったのも事実です。自民党としてはこの多重債務問題にどう対策していくのか?が今後注視すべきポイントと言えます。

現在の議論の中では、一律に制限金利が元に戻るのではなく、国が認可した健全に経営している貸金業者のみ適用される方法で議論がされています。

利用者にとってはプラス?マイナス?

当然、制限金利が下がれば現在利用しているカードローンやキャッシングの金利も上がる可能性がゼロとは言えません。その面でみればデメリットと言えますが、審査には通りやすくなるため、審査が通らずにお金を借りられない人にとってはメリットと言えるでしょう。

しかし、多重債務にならないように、より一層自身でのリスク管理が必要になるのは間違えありません。